鉄道ファンの間では、いろんな噂が飛び交います。時には、整備で工場へ入っただけで、廃車とかありもしない話題を目にすることがありますが、そんな噂(まだ正式に発表されていないこと)について記事にすることはありませんでしたが、今回は、富山県を走る富山地方鉄道で夢物語の噂話としても面白いお話がありますので、ご紹介します。
JR富山駅に隣接する電鉄富山駅から、立山、宇奈月温泉へと向かう富山地方鉄道に、新型車両が入線するというお話です。
新型と言っても、譲受車であり、すでに元西武鉄道5000系電車や京阪電鉄3000形電車を譲り受け使用しているため、新たなラインナップと言ったほうが正解かも知れません。
今回導入されると話のある車両の一つが、すでに導入実績のある京阪電車3000形です。こちらはラスト1本が、先日京阪電車で引退のお別れ運転を行いましたが、その編成の中で使用したダブルデッカー車ということで、この車両が入線すれば、富山地鉄では初のダブルデッカー車両となります。観光要素を含む同線だけに、使用価値は十分かと思われます。
また、もう1本・・・
こちらは通勤用車両として、ステンレス車の導入です。すでに老朽化している車両も多く、取替えは急務な状況でありますが、JR東日本の205系の入線という話も聞きましたが、どうやら東急系の車両整備会社で現在整備を受けている元東急8090系が有力視されています。
新車のイメージとしては、ステンレス車は斬新かと思われます。富山地鉄の目論見としては、北陸新幹線開業時には、ある程度車両の整備を済ませておきたいという現実もありそうですから、まさに「今でしょ!」というタイミング化もしれません。
実は、7月13日に稲荷町車両基地で撮影会が緊急に実施されます。
この撮影会で、噂の確証をつかむことができるかも知れませんね。
【KEIKYU MUSEUM】(別館)
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