寄せ集めといわれる吊掛駆動式の旧型国電車両が集められ走っていた1980年代の国鉄飯田線。その輸送力にあった車両の開発を進めデビューしたのが119系電車です。
1982年に105系電車をベースに製造され、その後一部は東海道線静岡近郊のするがシャトルに転用し、JRへと継承されました。
JR東海になり、塗装もJR東海カラーへと変化したものの、2009年8月からE4編成は登場時の飯田線カラーへと復刻し運転されました。
その後、静岡近郊の輸送形態の変更により、再び飯田線に集められた119系ですが、313系電車の導入により、その数を次第に減らしていきました。
長年、長いローカル線飯田線をメインに運転された119系も2012年3月に全車引退となりました。
あかいくつ