長野オリンピックを見据えて、長野電鉄では老朽車両の置き換えや増発を目的として、営団地下鉄(現在の東京メトロ)から、日比谷線で使用していた3000系39両を譲り受けました。
入線後は長野電鉄仕様に改造され、外観も赤帯が入り長年活躍しましたが、路線の縮小や車両の老朽化などを理由に現在では数を減らしています。
そんな中、ワンマン仕様に改造されたO6編成(モハ3526+モハ3536)が、赤帯を外し、ロゴの撤去などを行い、営団地下鉄日比谷線時代の面影を残す姿で、現在でも須坂駅構内に留置されています。
営団地下鉄時代は(3075+3076)でしたが、編成が短くなっても、かなり懐かしい雰囲気を感じ取ることができました。
実際には1両が東京メトロに里帰りをし、営団地下鉄時代に復元されていますが、現在でも日常的に見られるO6編成の姿は貴重ともいえます。
※営団地下鉄時代の3000系
あかいくつ