本日、大宮鉄道ふれあいフェアのイベントの一つとして、JR東日本大宮総合車両センターが一般公開されました。
その中で、多くの方がSNSなどであげていたのが、廃車後に同所で保存されていたキハ391系車両が一部切断の上公開されていたという投稿です。
キハ391系は国鉄時代の昭和47年にガスタービン機関を搭載した気動車の試作車として、当時の大宮工場(現在の大宮総合車両センター)にて製造しました。
キハ391系は3両編成で、中間車のみ短い6m車となり、ガスタービン機関などが搭載され、両先頭車は客室となる編成でした。
約1年間、中国地方や東北地方の各地の当時の非電化路線で試験を行ったが、経済的な理由など様々な要因により、量産化には至りませんでした。
試験後は、大宮工場で保存され、JR東日本となってからも工場内にてひっそり保存されていましたが、2015年2月にそのほとんどが解体されてしまいました。
あかいくつ