このブログでは、あまり取り上げることはないと思われる東葉高速鉄道。私的にもほぼ未乗区間が半数以上という路線であります。
しかし、車両は東京メトロ東西線（旧営団地下鉄）への直通運転も行っており、わずかながらその記録が残っていました。
中でも、開業に備えて導入されたのは、帝都高速度交通営団から譲り受けた１０００形（旧営団５０００系）電車。
東葉高速鉄道は、建設時の難航により開業時期が遅れ建設費も予想額を大きく超えたため、結果電車製造費を抑制することとなり、新車でなく営団地下鉄から譲り受ける電車を導入することとなった。
平成８年の開業を前に、１０両編成１０本の１００両を譲り受けた。東葉高速鉄道自身の輸送力から比べるとかなりの過剰編成数だが、相互直通運転を行う東西線に合わせた形となっている。
譲渡時に、営団地下鉄の工場において改造工事が行われ外観や内装がリニューアルされました。
約１０年の活躍したが、東西線の保安装置改良に伴い東葉高速鉄道でも新車の導入が不可欠となり、平成１８年１２月に全車引退することとなった。
一部（１０本中３本）はジャカルタへ輸出され通勤電車として使用されたが、ほとんどは解体されすでに現存する車両はありません。
あかいくつ
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