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Channel: あかいくつ
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【箱根登山バス】大雄山駅~新松田駅のバイパス路線に乗車

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 伊豆箱根鉄道大雄山線の乗り潰しを兼ねて、終点大雄山駅と小田急小田原線の新松田駅を結ぶ箱根登山バスの路線に乗車しました。
 大雄山駅に降り立つと、歩くこと1分ほどで関本停留所に到着します。
 ほぼ大雄山駅のバスターミナルといっても過言ではない位置にある関本停留所は、その昔西武グループと小田急グループの因果関係から小田急グループである箱根登山鉄道バス(当時)は大雄山駅という名称を使用せずに関本と名付け、今に至っています。
 現在では、両社グループとも集客や利用者重視という視点に変わり、バス停留所こそはそのままでありますが、関本行の箱根登山バスについても「関本・大雄山駅」と表記されるようになりました。

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 関本から新松田駅へは、概ね日中は15~20分間隔と比較的利用しやすい本数になっています。営業所と隣接している好都合もあり、関本には発車の10分以上前にバスを据え付け車内で待てるようなサービスもあります。
 運転手は停留所据え付け後に営業所へと戻りますが、発車の2~3分前には戻り定刻に関本を発車します。
 平日の午前中、発車の時点では10名程度の利用者が見られました。

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 結果的には私のようにバイパス線として利用し終点まで乗り通す利用者も4人ほどおり、駅間のパイプ役としての役割も持っているようです。
 また途中には小学校や高校の停留所が複数あり、朝の7時代の時刻表を見ると、5分ごとに運行されている時間帯もあり、通学路線としての需要も高いようです。
 私が乗った便については、途中停留所での乗降が半数くらいの停留所でありましたが、どこも1~2名の変動となっています。
 中扉を備えた車両ですが、前乗り前降りが原則であり日中は利用者の少なさから大きな支障はないようですが、通学時間帯などは少々乗降時間がかかるものと思われます。

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 途中、合同庁舎なる停留所もあり、JR松田駅前を通り小田急新松田駅には概ね予定通り所要時間約17分での到着となりました。
 小田急新松田駅は一部の特急ロマンスカーも停車するため、うまくこの路線を利用することで、大雄山最乗寺へのアクセスも良くなるものと思われますが、残念ながらそこには伊豆箱根鉄道(西武グループ)と箱根登山鉄道(小田急グループ)の垣根があり大きく宣伝されることはありません。
 反面、この運転本数は大雄山周辺の利用者から新松田経由の小田急線新宿アクセス促進の意味合いもあり、以前は関本停留所にある営業所において小田急線の乗車券やロマンスカー特急券を発売していた時期がありました。

あかいくつ
 

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