上野東京ラインが誕生して、いろいろと便利になりましたが、その中の一つに常磐線特急「ひたち」「ときわ」の品川駅乗り入れがあります。
川崎市や横浜市をはじめ東海道線沿いなどに住む人々にとっては、東京~上野のリレー区間がネックでしたが、それも解消されることとなりました。
朝のラッシュ時は、線路容量の関係で常磐線特急の品川駅発着がないのが残念ですが、そのラッシュが終わったころの、品川9時44分発「ひたち7号」に乗車しました。
今までは、上野10時発に合わせて逆算しましたが、やはり余分な乗り換え時間が省略されたため、品川乗り換えはトータルで約20~30分の短縮が可能となりました。
大半が東京駅や上野駅からの乗車を見越して自由席でと思っていましたが、ダイヤ改正とともに、常磐線特急は全車指定席となりました。
一部に未指定特急券の発売もありますが、私の乗った車両は上野発車後もすべての人が指定席特急券で乗車している状態でした。
万が一未指定特急券で乗っても、座席上のランプ表示で知らせてくれるものの、こちらは落ち着かない感じがあり、同料金であれば、なおさら乗車前に指定席を確保するのがよいでしょう。
また車内料金も適用されるようになりましたが、上野駅や水戸駅の特急改札口が廃止されたにも関わらず、車内で特急券を購入する人の姿を見ることがありませんでした。
今も自由席連結=車内購入を思っている人がいるようで、かなり盛んに案内を行っていました。ビジネスユーザーも多い同列車だけに、ある程度の期間が経過すれば浸透されるかもしれませんね。
あかいくつ