3月14日のダイヤ改正で、快速「あいづライナー」の廃止が発表されました。
理由については、車両の老朽化ということですが、この列車が設定された当初から他線区では老朽化で廃止されている485系を導入しているので、あくまで理由づけの一つと思われます。
やはり磐越西線の大きな苦悩は利用者の大幅低迷ということでしょうか・・・
東日本大震災以降、風評被害などもあり、福島県内の観光需要が大幅に減り、特に首都圏からのアクセスも悪い会津地方の打撃はかなりなものだそうです。通常2~4両編成の磐越西線(郡山~会津若松)に国鉄型の485系6両はかなりの過剰ということかと思われます。
また郡山から会津若松へは、高速バスも多く運行されており、ここ数年でかなりの利用者がシフトしている模様です。運転頻度や停車駅などの多さも磐越西線には不利な要因が重なっており、ダイヤ改正のたびに最近は「減る」というキーワードを聞く路線になりました。
とはいえ、会津の観光需要を鉄道で再起させるべく、現在運転されている719系を改造した観光列車の計画もあるようで、ぜひ首都圏からの観光客の増加の一つになればと思います。
あかいくつ