JR東日本ダイヤ改正の発表が行われましたが、北陸新幹線の開業、特急しらゆき号(新潟~長岡~直江津~上越妙高)の新設などで変わる信越本線と北陸本線ですが、その裏で特急北越号の廃止も発表されました。
昭和45年に誕生し、大阪~新潟の日本海側沿いを結んでいました。
その後、雷鳥号、白鳥号などと役割を担いながら、金沢~富山~長岡~新潟の区間へと落ち着きました。
ほくほく線の開業で、はくたか号へのシフトもあり、補完的な役割での運転でしたが、新潟~金沢という地方都市を結ぶ列車にはそれなりの利用者もいたようです。
北陸号の実績もあり、北陸新幹線の開業で、新潟から富山や金沢へは新設される特急「しらゆき」がえちごトキめき鉄道を経由しても、上越妙高駅で乗り換えれば乗り継ぎ割引が適用される制度が設定されます。
北越号廃止とともに、長年越後地区を走ってきた485系も終焉を迎えるようです。
北陸新幹線開業後の動向がまだつかめないのと、特急いなほ号の臨時列車用には残るものの、その役目は一時的なもので終わるようです。
あかいくつ