伊豆下田への所用の帰りは、特急スーパービュー踊り子8号に乗車しました。
こちらは行きの踊り子号の自由席と違い、251系を使用した全車指定席となっています。
乗車の数日前にあらかじめ指定席券売機の座席表でガラガラな車両を選びましたが・・・
行き同様に、伊豆急下田駅発車時点では旅行者の姿はほとんどなく、ビジネスや所用といった人が多く乗車していきました。
12月の閑散期ということもありますが、観光シーズンには旅行者が逆転しているのかも知れません。
行き同様に伊豆熱川駅からは高齢の女性グループ、伊豆高原駅からは年齢層の若い女性グループが乗車してきました。比較的まとまった数のグループがいくつか乗っており、車内のにぎやかさは止まりません。
行きの踊り子号と異なり、スーパービュー踊り子号は設備面の充実しているほか車内販売、売店もあり車内環境は特急踊り子号と差が出ています。(当然料金も異なりますが・・・)
観光で訪れる人には、やはりスーパービュー踊り子号の選択は多いようですし、また走行時間帯もちょうどよいのかも知れません。
行きの踊り子号と異なった点では、伊東駅や熱海駅からの乗車が多かったことでしょうか!?
行きはのんびりという選択肢が多い中、帰りは楽ちんに帰りたいというニーズがあるのでしょうか・・・平日の閑散期でも7~8割の乗車率で熱海駅を発車しました。
ただし・・・乗車数日前にガラガラだった指定席が、これだけ乗るということは、この列車の選択は当日が多いのかも知れません。
観光などを終えて適度の時間だったため、この列車を選んだと思われるグループも見受けられました。
逆にいえば、閑散期でない時期は、あらかじめ指定券を押さえておかないと乗車は難しい列車かも知れません。
残念ながら帰りは雲が出始めてきた車窓でしたが、大きな窓ガラスは所用の私でも外を見たくなる雰囲気を誘っていました。
ちなみに踊り子号やスーパービュー踊り子号の海側はA席。マリンエクスプレス踊り子号は逆(D席)となります。
やはり観光列車のスーパービュー踊り子号は、小さな子供からお年寄りまで多くの観光客の姿が目立ちました。
今回は乗り比べという2列車に乗車しましたが、時間帯や用途によっての使い分けも可能かも知れません。観光客のグループが多い列車=観光客あっての伊豆半島という面もありますので、今後の伊豆の発展のためにもにぎやかな車内が続くように願いたいです。
あかいくつ