東日本大震災で大きな被害を受けた気仙沼市に、2011年8月に兵庫県明石市(明石市交通部)から、3台のバス車両が復興支援バスとして無償譲渡されました。
気仙沼市から、多くの車両が被災したミヤコ―バスへでの運行を託され、JR気仙沼線の代行バスを中心に活躍しました。
明石市交通部は、その後2012年3月16日で運行を終了しましたが、被災地を走るバスは、現在でも明石市交通部時代の塗装で走っています。また1台は、ラッピングされたまま譲渡され、そのラッピングを活用して復興支援の案内がされていました。
私が訪れた日は、津谷営業所にて3台中ツーステップ車(前後扉)の2台を見ることができました。現在ではJR気仙沼線はBRTでの運行となり代行バスの運用がありません。
他に、もう1台のワンステップ車(前中扉車)が譲渡され、同じく明石市営バス塗装で活躍しています。
※車庫内での撮影は許可を得て撮影を行っています。