長野駅から少々離れたところにある長野バスターミナル。
地方都市と呼ばれる地域には、このようなバスターミナルが駅と離れて設置されている場所も少なくありませんが、ここ長野バスターミナルもJR長野駅から徒歩約10分程度の場所にあります。
株式会社長野バスターミナル社が管理運営を行っており、館内には、バス乗り場のほかに、バス乗車券発売所、待合室、飲食店、駐車場、またビル内のいくつかの区画を企業に賃貸しています。
長野駅前には、バスが駐車するスペースが少なく、長野駅を走るバスの多くがこちらで休憩や時間調整を行っています。
そのためビル内の食堂には、多くのバスの乗務員さんたちの姿が見れる時間帯もあります。
アルピコ交通や長電バスの路線バスが多く発着しますが、高速バスの発着地となっていることもあり、京王電鉄バス、阪急バス、千曲バス、名鉄バス、成田空港交通、信南交通、伊那バスなどの高速車も乗り入れてきます。
長野市内のバスの中枢として、機能しビルも活性化すればと思ってしまいますが、どうやらそこまではうまくいかなかったようです。
ただ、このバスターミナルを見るとまだまだ長野市内のバスの中枢となりうる要素を多く感じましたが、乗り入れ会社を見ると新規事業や新しい会社の参入などを嫌う体質なのかも知れません。
あかいくつ