近年、新車への世代交代は時代の流れとともにその必要性からサイクルが早くなっていますが、その昔国鉄時代から活躍した国電の車両は長年更新工事や修繕などをしながら大切に使われてきました。
そんな車両たちも、一部は他社や海外へ譲渡されましたが、当時は多くの国電車両がその生涯をまっとうし解体されました。
近年では、車両の解体といえば廃車回送や配給列車などで長野総合車両センターへ運ばれて行われていますが、その昔は首都圏にある工場でも解体作業を行っていました。
そんな一つに大船工場(のちに、鎌倉総合車両センター)がありました。
役目を終えた電車たちがこの工場へ集まり解体されていく、そんなことが当たり前の日々が昔はありました。年一度の一般公開では、そんなシーンを見ることもできました。
あかいくつ